少年事件に強い弁護士事務所 弁護士法人 渋谷青山刑事法律事務所(東京都渋谷区)

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平成31年度・令和元年度の主な少年事件解決実績

少年事件の主な解決実績

 こちらでは,平成31年度・令和元年度(平成31年4月から令和2年3月)に当事務所の弁護士が解決した少年事件,お客様の声の一部を紹介しております(お客様の声については,個人情報の関係であえて抽象的な表現に変更させていただいているものもあります)。

 痴漢の前歴が2件あった少年が電車内において女性のお尻を服の上から触った迷惑行為防止条例違反(痴漢)事件。

 この事件では,少年が警察に検挙された段階で,当事務所の弁護士が弁護人として付きました。弁護士は,すぐに警察に電話をして,被害者と示談交渉したい旨を伝えました。その結果,事件が検察庁に送られる前に,弁護士は被害者と接触することができ,無事に示談が成立しました。
 その後,事件は検察庁に送られ,家庭裁判所へと送られていきました。少年は,本件で3回目の検挙(いずれも迷惑行為防止条例違反)であったため,事件が家庭裁判所に送致された段階で,少年鑑別所に収容される可能性もありました。しかし,付添人となった弁護士が家庭裁判所に対して,少年に観護措置(少年を少年鑑別所に収容する措置)を取らないように要請する意見書を出した結果,裁判所は付添人の意見を聞き入れ,少年に対して観護措置を取りませんでした。
 少年は,家庭裁判所に送られて以降,性嗜好の問題を解消するため,専門の医療機関に通院したり,自分の問題点について深く考察したりしていきました。また,少年の両親も少年が再び非行を起こさないように指導監督していきました。その結果,裁判所は少年を在宅試験観察処分にして様子を見た上で,約4ヵ月後に少年に対して保護観察処分を言い渡しました。少年は事件当時大学生でしたが,保護観察処分になった結果,大学を退学せずにすみました。

 少年が駅のエスカレータ付近で盗撮をしたとして(第1事件)検挙された後に,第1事件が家庭裁判所係属中に,少年が再び別の駅で盗撮した(第2事件),公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反保護事件2件。

少年の母親から,少年が再犯を犯し警察に捕まったと連絡を受けた弁護士は,直ぐに警察に連絡をし,状況を確認した上で,少年が大学受験の真っ最中であることと少年の母親が家で待機をしており身元引受人になった上でいつでも捜査に協力する準備を整えていることを口頭で伝え,逮捕を回避するよう説得しました。その結果,警察は,今後も少年と少年の両親が捜査に協力することを条件に在宅で捜査することを決定し,逮捕は回避されました。
もっとも,逮捕を回避したとしても,第1事件の係属中に再犯に及んだことにより,裁判所による観護措置の決定(身柄引上げ)が予想されました。そこで,弁護士(付添人)は,調査官と連携を取りながら,当面盗撮行為が物理的にできないような厳しいルール作りをしてそれを少年に実践させました。また,専門病院の初回相談に付添人が同行した上で連れて行き,今後専門的な治療を行っていくことを誓約させ,裁判所にその旨を報告しました。裁判所は,少年が速やかに再犯防止の措置を講じたことに加え,少年が受験の最中であったことも考慮し,特別に身柄引上げはしないことにし,観護措置も回避されました。
家庭裁判所の審判では,裁判官は少年に対し,第1事件が裁判所に係属中であるにもかかわらず,第2事件に及んだことを厳しく叱責した上で,症状はかなり重いことを指摘しました。ただ,現在に至っては,少年は大学に無事進学しストレスの無い生活を送っていることや,少年が決められたルールをしっかり守り,少年の両親もきちんと監視監督を行っていることを評価し,専門病院での治療に専念するなら,裁判所が少年の更生にかかわる必要性は低いとし,裁判所に第1事件が係属中に再犯に及んだ事例では極めて異例の,不処分(裁判官からの訓戒)を言い渡し,少年は少年院送致を免れました。

②事件の少年

先生はとても頼もしかったです。

 先生の弁護活動及びその他全てのことはとても頼もしく,先生に担当していただき本当に良かったと思っています。具体的には,事件のことはもちろんですが,事件以外の部分,僕の受験のことを気にかけてくれたり,心の持ちようのことやその他一見ささいな雑談のような全て,不安であった僕の心の支えになりました。このような部分がとても嬉しく頼もしかったです。
 本当にありがとうございました。

②事件の少年の母親

先生のおかげで不処分といういい結果になりました。

 先生のおかげで不処分というとても本当に大きなものをいただけました。ありがとうございます。
 主人が海外赴任中という中での息子の犯罪,私が不安に思っていることを先生は丁寧に,親切になって説明し,考えて下さいました。息子も私も本当に感謝しております。
 本当に本当にありがとうございました。

 少年がアイドルグループのイベントチケットを転売する約束をしたものの,実際にチケットを渡さなかった詐欺行為で警察沙汰になった事件。

 この事件では,少年の保護者が当事務所の弁護士に相談してきたため,弁護士が少年と一緒に警察に出頭し,事情を説明しました。その結果,警察を介して,被害者側と連絡を取ることになり,弁護士が各被害者と示談交渉を行っていきました。
 弁護士は各被害者に対して少年が反省していることを伝え,被害弁償を行っていきました。そして,全ての被害者に被害弁償ができたため,本件は少年事件化されることなく,終了しました。その結果,本件が警察から学校に連絡されることもなく,少年は学校を辞めずにすみました。

万引きを繰り返したとして窃盗で検挙され不処分となった少年がその後間も無く共犯者と共に窃盗を複数回行い,盗んだ物を換金するなどして利益を得ていたとして再度窃盗事件として検挙された事案。

 弁護士が少年から詳しく話を聞くと,少年は学校の友人と協力して窃盗行為に及んでいました。また,少年は学校の友人と夜遅くまで繁華街で遊ぶなど,生活環境もかなり乱れていました。そこで,弁護士は少年に対し,共犯者との連絡を絶つことと交友関係を見直し,生活態度も改善することを指導しました。その後,少年の母親から弁護士に連絡があり,少年と少年の両親とで話し合った結果,新しい環境で学校生活を送った方が良いと考え,学校を転校したとの報告を受けました。
また,弁護士は共犯者の弁護人と連絡を取り,協力して示談交渉を行っていきました。まず,共犯者の弁護人と共に直接被害店舗に赴き,店長さんと面会し,少年の謝罪や反省の状況を伝えました。その後,本部の担当の方に連絡を取り被害弁償の話をしました。その結果,本部の方は少年らの誠意ある対応を評価し,今回に限ってはこれ以上の処罰を求めないこととし,示談をしてもらえました。
 家庭裁判所の
調査官及び裁判官は,少年が前回の事件で反省文を書くなどして反省の態度をきちんと見せていたことなどを評価して不処分にしたにもかかわらず,その後すぐに再び窃盗行為に及び,しかも盗んだ物を換金するなど手口もより悪質になっていることから,事態を重くみて,当初は観護措置の決定や少年院送致も視野に入れていました。しかし,最終的には,少年が真摯な反省を示すのみならず,実際に転校するまでして生活環境を整え,事件当時に比べれば生活態度が格段に良くなった点や,少年の両親も少年が再び非行行為に及んだ点を重くみて厳重な監視・監督を行なっている点を評価し,少年審判では,保護観察処分を言い渡し,少年は少年院送致を免れました。

④事件の少年

自分の人生を変えてくれました。

 この度は誠にありがとうございました。
 初めてお会いした時からずっと心強いと感じていました。的確な判断に的確な対処法を熱心に教えてくれました。ものすごく頼りになりました。警察の事情聴取の時は特に頼りになりました。非行少年だった自分の人生を変えてくれた有原先生にはとても感謝しています。
 人生において何も目標が今までなかったけど,人を助ける仕事をしたいという目標ができました。これからの活躍を心から願っています。本当にありがとうございました。

④事件の少年の母親

とても心強く思いました。

 今回息子の件では有原先生には大変お世話になりました。
 初めてお会いした時に信頼できる先生に出会えてとても心強く思い安心したのが忘れられません。警察からの事情聴取,調査官との面談,審判の前にもその都度事前に息子に会い適切な助言をいただいたおかげで学校を休まずに行けることになりました。大企業との示談にも成功していただき先生には心から感謝しています。
 なかなか生活の改善のない息子に時に厳しくご指導いただいたおかげで前向きにこれからの人生を考えてくれるようになりました。もう二度と先生のお世話にならないように有原先生からいただいたアドバイスをいかせるよう家族みんなで見守っていきたいと思います。
 本当にありがとうございました。更なるご活躍をお祈りいたします。

 大学生の少年が13歳の被害者と性交渉を行った青少年健全育成条例違反事件。

 この事件では,少年が被害者とSNSを通じて知り合っていたため,弁護士が少年に対してインターネット及びSNSの弊害や危険性を伝え,ネットリテラシーをしっかりと身に付けるように指導していきました。また,幼い被害者に対して性交渉を行なうことが今後被害者にどのような悪影響が出るのかしっかり考えさせていきました。こうした弁護士の指導の結果,少年は自分のしたことを真剣に考えて,反省するようになりました。
 家庭裁判所における審判では,弁護士が少年の反省と共に保護者の指導監督体制が整っていることをアピールしていきました。その結果,裁判官は少年に対して不処分(裁判官からの訓戒)を言い渡しました。これにより,少年は本件が警察から学校に連絡されることもなく,少年は大学を辞めずにすみました。

⑤事件の少年

丁寧に説明して頂きました。

 丁寧に説明していただき,わかりやすくスムーズに進められました。
相談するか最初は迷いましたが,相談した結果,良い結果で終われてとても感謝しています。事件を起こすのが初めてだったので,被害者への対応が分からず不安でしたが,間に先生が入って下さったのでとても助かりました。
 解決後のことについてもご説明,アドバイスをしていただいたので今後,自分も気をつけると共に安心できました。

強制わいせつ行為を目的とした住居侵入触法事件において,警察官による初回の取調べが行われた後,当事務所の弁護士が付添人として選任されました。
 本件は,14歳未満の少年による犯行でしたので,
触法事件として取り扱われ,警察による取調べは数回で終了し,直ちに児童相談所に事件は送致されました。そのため,弁護士は少年の要保護性が低く,家庭裁判所送致する必要がないことを児童相談所に働きかけました。
 被害者との示談を成立させることができず,当初は学校にも通知されることが見込まれておりましたが,警察官に対して学校への連絡が少年の更生に資さないことを強調し,何度も連絡をしないように打診したところ,
学校への連絡も回避することができました。
 児童相談所職員との面談に対するアドバイスを適切に行い,少年や保護者の方も,具体的な更生環境を主張していただけたことで,家庭裁判所に送致されることなく,
児童相談所による訓戒で事件を終えることができました。

 少年が知り合いの小学生に対して複数回にわたりわいせつ行為をしたとして,警察に逮捕された強制わいせつ保護事件。

 本件は,少年が低年齢の女の子に対して複数回にわたりわいせつ行為を行った悪質なものであり,裁判官も調査官も少年院送致を視野に入れて調査が開始されました。本件被害者は少年の実家から近い所に住んでいたので,付添人はまず,少年の両親に指示し,速やかに被害者から離れた場所に引っ越しをさせました。そして,引っ越しが完了した後,付添人から被害者の親権者に連絡を取りました。被害者の親権者は,引っ越しをしたことを聞いて安心し,今後関わらないようにしてくれさえすれば,少年に対して厳罰を求めないと言ってくれました。また,付添人は面会を通じて,少年を指導し,被害者が取り返しのつかない傷を負ったことを具体的に考えさせました。
家庭裁判所における審判では,裁判官は,事案としては施設収容するべき重大かつ悪質なものであるとしながらも,少年が真摯に反省していること,本件は幼い子を対象にした事件ではあるがそれはたまたまであり少年が特に低年齢の子に強いこだわりがあったわけではないこと,両親が被害者に配慮して速やかに引っ越しをしそれを被害者も評価していることを考慮し,今後の少年の生活態度等を見て最終的な判断をするとして,在宅試験観察処分を言い渡しました。
試験観察期間中,少年は,付添人の指示に従い,被害者が現れそうな場所には一切近づかず,またできるだけ無用な外出を控えるなど被害者に配慮した行動を取りました。また,調査官が準備した保健指導やボランティア活動にも真面目に取り組みました。最終的な処分を決める審判では,裁判官は,少年が真摯に反省し真面目に課題に取り組み,生活態度も改めた上で,再犯防止のルールを徹底的に守っていることを評価し,保護観察処分を言い渡し,少年は少年院送致を免れました。

⑦事件の少年

分かりやすいように教えてくれました。

 今回は,有原さんが色々とアドバイスをしてくれたおかげで,ずっと心配をせずに過ごせました。何をすればいいのかわからないなかで,色々と教えてくれて安心することができました。
 特に鑑別所での生活で,わからないこととかがあった時も僕にわかりやすいように教えてくれて,しっかりと生活をすることができました。また,今後の自分の進路についてもアドバイスをしてもらったりと,とてもうれしかったです。
 今回は本当にありがとうございました。

⑦事件の少年の母親

息子の支えになっていただけました。

 この度は,大変お世話になり,ありがとうございました。
 どうすればよいか,不安しかなかったのですが,依頼してすぐに動いていただけたことにはとても感謝しています。面会に行く時,調査官との面談での注意点など,その都度,教えていただけた事はとても良かったです。わからない事,不安な事があると,どうすれば良いかアドバイスをいただけたのも良かったです。
 一番は,息子の支えになっていただいた事。今後についても話しをしていただき助かりました。本当にありがとうございました。

少年が電車内で未成年の女の子に痴漢行為を行っ公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反事件において,警察段階で当事務所の弁護士が弁護人として選任されました。
 本件では,少年が高校生であったため,警察から高校に対して事件についての連絡が行く可能性がありました。しかし,弁護士が警察に対して,本件の学校連絡を行わないように要請したため,警察は学校への連絡をしませんでした。

 また,弁護士は被害者の保護者と早い段階で面会し,示談交渉を行っていきました。当初,被害者側は少年が今後も痴漢行為に及ぶのではないか懸念していましたが,弁護士が再非行の可能性が低いことをしっかり説明した結果,保護者も納得し示談書にサインしてくれました。その後,弁護士は警察に対して示談書を提出し,本件を家庭裁判所に送致しないように求めていきました。そうしたところ,警察は本件を家庭裁判所に送致しないこととして,本件は終了しました

 事件当時13歳だった少年が路上で小学生の女の子に声をかけ,その後に臀部等を触るなどした強制わいせつ触法事件。
少年は,事件前,学校での人間関係の問題等からストレスを溜めており,本件を起こしたこと以外にも,学校でかっとなって友人とトラブルを起こしたり,学校の先生に無断で学校を飛び出したり,家出をすることがあったりしていました。このような問題行動が多数有り,このままでは本件が児童相談所へ送致された段階で,一時保護を取られる可能性が非常に高い状態でした。
 弁護士
(付添人)は,少年や少年の両親から詳しく話を聞いた上で,少年の普段の生活について細かくアドバイスをしてストレスを溜めない生活を送れるように改善させると共に,両親には学校への送迎を必ずさせることにし,学校の先生とも連携を取って少年を監視するように指導しました。また,少年と少年の両親には何かトラブルがあった場合にはすぐに弁護士に報告させることにしました。当初は,少年は学校で小さなトラブルを起こしていましたが,弁護士はその都度少年を粘り強く指導し,部活やクラスでの交友関係等についても細かくアドバイスをしていきました。その結果,少年は徐々に落ち着きを取り戻し,警察が本件を児童相談所へ送致する頃には,学校でも充実した生活を送り,トラブルを起こすこともなくなりました。
 弁護士
は,このような指導を行う一方で,被害者対応もすすめていきました。被害者にも代理人がついたので,被害者代理人と書面や電話で何度もやり取りをし,被害者の方の要望にできる限り応えていきました。本件は,警察から児童相談所へ送致されましたが,児童相談所の職員は,少年が真摯に反省していること,ストレスの原因となっていた人間関係等を改善し健全な学校生活を送っていること,児童相談所の指示にもきちんと従い必要な調査やプログラムをしっかりこなしたこと,被害者対応も誠実に行っていることなどを重視し,本件を家庭裁判所には送致しないことにし,本件は終了しました。

少年が路上において客引き行為を行ったことにより,公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反として警視庁に逮捕された事件において,審判段階(事件が家庭裁判所に送致された段階)から当事務所の弁護士が付添人として選任されました。
 少年は定時制の高校に在籍していましたが,最近は学校に行かなくなっていました。また,母親との関係もうまくいっておらず,生活が乱れていました。そのような生活環境の問題もあり,家庭裁判所は少年に観護措置を取り,少年は少年鑑別所に入ることになりました。
 当初,少年は少年鑑別所での生活に馴染めず,精神的に安定しませんでしたが,少年鑑別所で薬を処方されるなどしたことにより,落ち着きを取り戻していきました。また,弁護士が少年と何度も対話した結果,少年は自分の将来に対して前向きに考えられるようになり,生活を改善する意欲を見せるようになりました。さらに,学校に通っていなかったことが自分の生活が乱れた大きな原因だと考えて,少年は審判後にちゃんと学校に通うことを約束してくれました。
 審判において,少年は裁判官に対して自分の問題点や今後の生き方等をしっかりと説明していきました。その結果,裁判官は少年の更生が進んでいることを評価し,少年を少年院に送致すべきとの意見もあった中,少年を不処分(裁判官からの訓戒)としました。

発達障害を抱えた少年(中学校1年生)が図書館において被害児童のスカートをずり下した強制わいせつ触法事件で,警察の調査段階から弁護士が付添人として付きました。
 少年には発達障害があり,警察官とのやり取りも難しい部分があったため,弁護士が同席した上で事情聴取を行ってもらいました。その後に,事件が警察から児童相談所に送致されましたが,弁護士は児童相談所の担当者と連絡を取り,少年の問題点等を共有していきました。少年が児童相談所で指導を受けている期間に,弁護士は被害児童の保護者と示談交渉を行い,少年が反省していることや少年の保護者が再犯防止のための措置を取っていることを伝えていきました。その結果,被害児童の保護者は少年の再犯可能性は低いと判断し,示談書にサインしてくれました。
 児童相談所は,被害者側と示談が成立していることや少年が自分のしたことを真摯に反省していること,再犯防止のために具体的措置が取られていることなどを考慮して,本件については家庭裁判所に送らない(家裁不送致処分)との判断を下しました。

⑪事件の少年の父親

的確かつ丁寧なアドバイスをいただきました。

 この度の一連のご対応,本当にありがとうございました。心より深謝を申し上げます。
 何もかも初めての事ばかりで,一体何をどうすれば良いか全く分からない中で,先生から,本当に的確かつ丁寧にアドバイスを頂くことが出来,本当に助かりました。先生にご対応を頂けたからこそ,この様な形で,何とか対応を終える事が出来たのだと思います。
 本当にありがとうございました。

 中学生の少年が同級生に対して暴行を加え骨折等のけがを負わせた傷害触法事件で,児童相談所の段階で当事務所の弁護士が付添人として付きました。

 事件当時,少年は精神的に波があり,自分の感情をうまくコントロールできないところがありました。また,落ち着いて先のことを考える力が弱いという弱点もありました。付添人は,少年に対して少年の問題点や弱点について指摘した上で,どのように改善していけば,本件のような問題行動に出ないかをアドバイスしていきました。本件は,その後に児童相談所から家庭裁判所に送られましたが,少年はそれまでにしっかり自分の行いを反省していたため,家庭裁判所の調査官にきちんと自分の課題を話して,今後の生活方針を示すことができました。
 家庭裁判所における審判では,被害者に被害弁償を既に行っていることや少年が真摯に反省していること,少年の両親が少年とコミュニケーションを取って,しっかりと少年を指導監督していることなどが評価されて,裁判官は少年に対して不処分(裁判官からの訓戒)という形で,保護処分を言い渡しませんでした。

⑫事件の少年

審判でしっかり話すことができました。

 今回は様々な事で助けになっていただきありがとうございました。
 家庭裁判所というあまり経験がない場所で不安やわからない事ばかりでしたが,二宮先生にアドバイスや様々な事を教えて頂いたので,不安やわからないことが無くなり,審判の際にも緊張はしていましたが,アドバイスなどを活用してしっかり話すことができました。
 本当にありがとうございました。

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ごあいさつ

二宮英人-代表弁護士

代表弁護士

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少年事件について

メディア掲載実績・
講演実績

2023年10月26日

二宮英人弁護士がABEMATVの番組で,未成年の性犯罪についてコメント・解説をしました。

2023年2月17日

・二宮英人弁護士が「サイゾー」の特集で,道路交通法違反等についてコメント・解説をしました。

2023年1月18日

・有原大介弁護士がTBSの番組で,少年事件についてコメント・解説をしました。

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