少年事件に強い弁護士事務所 弁護士法人 渋谷青山刑事法律事務所(東京都渋谷区)

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千葉県の少年事件犯罪情勢
(弁護士コメント付き)

こちらでは,千葉県の少年事件犯罪情勢について紹介しております。

<千葉県の犯罪情勢>(千葉県警察犯罪統計・令和4年を参照)

千葉県

(トップ5)

窃盗犯

凶悪犯

(強盗,傷害,放火等)

粗暴犯

(暴行,傷害,恐喝等)

知能犯

(詐欺罪)

風俗犯

(強制わいせつ等)

千葉市
(4,851人)

3,6543627428451
船橋市
(2,593人)
1,9011517314627
松戸市
(2,088人)
1,44116

158

156

26
市川市
(2,061人)
1,4611212512030
柏市
(1,858人)
1,3521310812156

令和4年の刑法犯認知件数は,前年比3万3227件減の60万1331件でした。このうち千葉県の犯罪認知総件数は,3万2728件でした。令和4年の犯罪統計によると,千葉県では窃盗犯が2万4087件と最も多くなっています。
 なお,令和3年における千葉県の刑法犯少年の検挙人員は,702人となっています。

<千葉県の少年事件の傾向>(千葉県警察ホームページ「ちばの少年非行(令和4年版)」)

 千葉県内の少年事件の傾向ですが,刑法犯少年の検挙者数は前年より減少しており(前年比74人減少),特別法犯少年の検挙者数も減少しています(前年比13人減少)。刑法犯少年の再犯者数,再犯者率は減少していますが,いまだ高水準となっています(32.2%)。特に,知能犯の再犯者率(66.7%)が高くなってしまっています。検挙された少年を,学校・職業別で見ると,高校生が最も多く,中学生と高校生とで全体の55.6%を占めています。

 特別法犯の少年検挙人員について見てみると,児童買春・児童ポルノ禁止法違反が67人,,薬物犯罪37人,迷惑防止条例違反34人,青少年健全育成条例違反24人,軽犯罪法違反が19人となっています。薬物犯罪(覚せい剤,麻薬,大麻など)については,増加傾向にあり,特に大麻取締法違反は26人が検挙されています。

 不良行為で補導された少年については減少しており,令和3年は14,099人でした。 

<千葉県の検挙事例>(ニュース記事より)

・千葉県警交通捜査課と千葉西署は(2015年8月:弁護士補足)13日、幕張メッセ周辺などでバイクに分乗して集団暴走をしたとして、道交法違反(共同危険行為の禁止)の疑いで千葉市美浜区や船橋市などに住む17~18歳の少年グループ7人を逮捕し、うち1人の少年(18)を器物損壊の疑いで追送検したと発表した。同署によると、グループは県立高校3年生や鉄筋工、ガソリンスタンド店員などで、千葉市内の中学校の同級生。「(無料通信アプリの)ラインでやり取りしてメンバーを集めた」などと供述している。7人の逮捕容疑は2月14日夜、千葉市美浜区の幕張メッセ周辺の県道や市道で約6・3キロにわたり、バイクやミニバイクに分乗して信号無視や蛇行運転などを繰り返し、一般車両の進路を妨害した疑い。器物損壊容疑で追送検された少年は同月2日未明、幕張メッセ交番近くで、駐車中だったパトカーに消火器を投げつけ運転席側のリアフェンダーを壊すなどした疑いも持たれている。(千葉日報)
⇒弁護士のコメント:最近では減ってきていますが,まだ暴走族の集団暴走行為は少年事件の大きな類型の一つです。最近の傾向としては,地元の人間だけで暴走族を構成するのではなく,LINEなどのSNSを使って,バイクに興味があり,暴走行為をしようと思っている人間を募る方法がよく取られています。集団暴走行為はその行為だけ見ると被害者がいないので,軽微な犯罪と捉えがちですが,非行を犯すことに抵抗のない少年と関係性が深いということで,すぐに少年院に送られる傾向にあります。ですから,「集団暴走行為ぐらい」という甘い見方をせず,子供が逮捕された場合にはすぐに弁護士に相談した方がいいでしょう。

千葉県警印西署は(2016年6月:弁護士補足)15日、同級生の男子生徒(14)から現金230万円を脅し取ったとして恐喝容疑で、同県印西市の公立中に通う中学3年で、いずれも14歳の少年2人を逮捕した。印西署はほかにも関与した少年がおり、生徒が現金などを脅し取られていたとみて調べている。逮捕容疑は5月2日午後0時半ごろから同12日午後4時ごろにかけ、中学校内で3回にわたり殴ったり蹴ったりする暴行を加えて現金を要求し、計230万円を脅し取った疑い。署と市教育委員会によると、2人は昨年10月ごろから生徒に現金を要求し、今年2月以降はゲーム機や音楽プレーヤーを買わせるなどエスカレートしていた。2人は調べに対し「遊ぶ金が欲しかった」と説明、現金は飲食やゲームセンターなどでの遊びに使っていた。生徒は自宅にあった現金を持ち出し、2人に渡していた。230万円は両親が農機具を購入するため保管していた金だった。(千葉日報)
⇒弁護士のコメント:この事件ほど被害額が大きくなるケースはそこまで多くありませんが,学校内でのいじめなどが発展して,少年事件になる場合は一定数あります。学校側がしっかりと対処していないことも原因の一つだと思われますが,加害者側の少年も自分のやっていることの罪の大きさに気づいていない場合があります。少年事件となれば,基本的に家庭裁判所まで事件は行きますので,そこまで発展しない前に,学校の協力を得て,当事者で解決するのが重要です。

息子を装って高齢者から現金をだまし取ろうとしたとして、千葉県警は(2018年2月:弁護士補足)4日、東京消防庁深川消防署の消防士の少年(19)を詐欺未遂の疑いで逮捕、送検したと発表した。逮捕は2日付。少年は「間違いありません」と容疑を認めているという。千葉南署によると、少年は1~2日、別の人物と共謀し、千葉市緑区の男性(70)方に息子を装って「会社のお金を借りてしまい監査が入る」「1千万円貸してもらえないか」と電話をかけ、現金をだまし取ろうとした疑いがある。男性に実の息子と連絡を取らせないため、携帯電話が壊れたと言って「仮の電話番号」を伝えていたという。不審に思った男性は実の息子に電話をかけ、詐欺だと気づいた。男性は同署に相談した上でだまされたふりを続け、2日、現金の受け渡し場所に指定されたJR土気駅(千葉市緑区)近くに現れた少年を、警戒中の捜査員が現行犯逮捕したという。署は少年が現金を受け取る「受け子」だったとみている。
⇒弁護士のコメント:オレオレ詐欺(振り込め詐欺)は今も多く発生しています。特に,未成年の子供らを一番逮捕されやすい役割にしているケースが多く,多くの少年がオレオレ詐欺の受け子や出し子などで捕まっています。「ちょっとした小遣い稼ぎ」の感覚でやってしまう少年が多いですが,逮捕されれば非常に重い処分(少年院送致など)になることが多い犯罪ですので,ご家族の方は子どもがオレオレ詐欺に加担しないように注視しておく必要があります。

・県警は16日、昨年11月から今年2月に京葉・北総地域を中心に発生した7件の連続強盗致傷事件について、少年10人を同容疑などで逮捕、送検したと発表した。ほかにも窃盗容疑など12件について同日までに書類送検し、捜査を終結した。県警捜査1課によると、逮捕、送検されたのは千葉市居住の7人を含む15~20歳の10人。ほとんどが「遊ぶ金ほしさからやった」などと容疑を認めている。県警は、今年2月6~9日にかけて千葉市稲毛区の住宅などで起きた強盗致傷事件を受け、千葉北署に合同捜査班を設置。犯行に使われた車が防犯カメラに写っていたことなどから無職の少年(19)=同市中央区=を逮捕。その後の捜査で9人も浮上した。昨年11月と今年1月の同様事件への関与も判明した。10人は友人らを通じて集まった遊び仲間同士のグループ。昨年11月~今年3月に県内各地で窃盗事件など12件も起こしたとみられる。被害総額は約156万円に上り、被害者のうちの同市稲毛区の男性会社員(46)は暴行を受け重傷を負った。(千葉日報)
⇒弁護士のコメント:少年たちが大勢で集まり,気が大きくなって重大な事件を引き起こすケースがあります。仲間同士で話しているうちに,どんどんまずい方向に行き,最終的にとんでもない事件を起こしてしまうのです。保護者としては,自分の子供が不良交友していないかを確認するとともに,子供に対して,「自分を大きく見せる必要はない」ということをしっかり教えて,非行行為に加担しないように教育することが大事です。

<千葉県の裁判所>

裁 判 所所 在 地電 話
千葉地方検察庁

〒260-0013

千葉県千葉市中央区中央

4-11-27

 

043-222-0165

千葉簡易裁判所
千葉家庭裁判所

千葉地方裁判所

佐倉支部

 

 

〒285-0038

千葉県佐倉市弥勒町92

 

 

043-484-1215

佐倉簡易裁判所

千葉家庭裁判所

佐倉支部

043-484-1244

千葉地方裁判所

松戸支部

 

 

〒271-8522

千葉県松戸市岩瀬無番地

 

 

047-368-5141

松戸簡易裁判所

千葉家庭裁判所

松戸支部

千葉地方裁判所

木更津支部

 

 

〒292-0832

千葉県木更津市新田2-5-1

 

 

0438-22-3774

木更津簡易裁判所

千葉家庭裁判所

木更津支部

市川簡易裁判所

 

〒272-8511

千葉県市川市鬼高2-20-20

047-33-3241

千葉家庭裁判所

市川出張所

047-336-3002

<千葉県の検察庁>

本庁・支部

区 検所 在 地電 話

 

千葉地方検察庁

 

千葉

〒260-8620

千葉県千葉市中央区中央

4-11-1

千葉第2地方合同庁舎

 

043-221-2071

千葉地方検察庁市川

〒272-0015

千葉県市川市鬼高2-20-13

047-334-2797

千葉地方検察庁

松戸支部

 

松戸

〒271-0076

千葉県松戸市岩瀬473-2

松戸法務総合庁舎

 

047-361-0266

千葉地方検察庁

木更津市部

 

木更津

〒292-0832

千葉県木更津市新田2-5-1

木更津法務総合庁舎

 

0438-23-4311

千葉県の少年事件の解決実績

 少年が通学途中のバス車内で女子学生のお尻を服の上から触ったとして、千葉県公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(痴漢)に問われた事件。

 この事件で、少年は朝の通学途中に痴漢容疑で千葉県警に現行犯逮捕されました。弁護士(弁護人)が逮捕当日に少年と接見したところ,少年が本件について無実を主張していることが分かり,弁護士は,検察官(千葉地方検察庁)に対して少年を釈放するよう求めた意見書を提出しました。その結果、少年は逮捕された翌日に釈放されることになりました。
 その後、少年は何度も警察署に呼ばれ、取調べやポリグラフ検査等の捜査を受けましたが,弁護士がその都度少年に対してアドバイスをしていきました。少年は、一貫して無実を主張し続け、弁護士も検察官に対して、少年の無実を訴える意見書を提出した結果、検察官は少年が痴漢をしたとは認められないとして、事件を千葉家庭裁判所に送ることはしませんでした(嫌疑不十分による家裁不送致処分)

 大学受験を控える少年がショッピングモールのエスカレーターにおいて被害女性を盗撮した千葉県公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反(盗撮)保護事件。

 この事件で、弁護士(弁護人)は警察段階から少年に付いて,被害者との示談交渉を試みましたが,被害者が事件に関わりたくないとの意思を強く持っていたため,事件が家裁に送致される前の段階で示談交渉を断念しました。
その後は,弁護士が少年に対して本件の罪の大きさを自覚させ,反省を深めさせた上で,少年の両親にも再犯防止策を具体的に検討するよう指導していき,その結果,裁判所も少年の更生意欲,家族の指導・監督を高く評価したため,少年は最終的に千葉家庭裁判所において審判すら開かれない審判不開始処分となりました。

 少年が電車内で横に座った乗客の鞄を持ち去った窃盗保護事件。

 少年は,本件で現行犯逮捕されましたが,弁護士(弁護人)が検察官に対して少年に対する勾留請求を回避するよう主張した結果,検察官が勾留請求しなかったため,結果的に少年は逮捕翌日に釈放されました。このことによって,少年は逮捕の事実が学校に発覚することがなくなり,その後も弁護士の要請によって,警察は本件を学校に通報しませんでした。そのため,少年は事件当時通っていた有名進学校を退学せずに済むこととなりました。
事件が千葉家庭裁判所に送られてからは,審判までの期間の中で,弁護士(付添人)は少年に対して本件犯罪の重大性などについて指導していき,その結果,少年は自分の犯した罪の重さを十分に理解するようになりました。また,少年は,両親との関係が上手くいっていませんでしたが,事件をきっかけとして,お互いじっくりと話し合う時間を持ち,関係を改善させていきました。その結果,最終的には,千葉家庭裁判所における審判において,裁判官からの説教・訓戒のみの不処分が言い渡されました。

 少年が氏名不詳者の指示に従って、いわゆるオレオレ詐欺の受け子役を担ったとして逮捕・勾留された詐欺被疑事件
 本件で,少年はオレオレ詐欺に加担していることは知らなかったと主張していました(否認事件)。当事務所の弁護士は少年の逮捕後すぐに弁護人に付き、何度も警察署に接見に赴き、少年に対して、警察官及び検察官の取調べに対するアドバイスを行っていきました。その結果,オレオレ詐欺に加担したとされる点については,家裁不送致処分
を得ることができました。
 この事件では、警察官からの職務質問を受けた際に、市販のカッターナイフを携帯していたため、詐欺被疑事件について家裁不送致処分となった後も、
銃刀法違反保護事件として家庭裁判所に送致され、家庭裁判所において、詐欺の事実も含めて調査官から聴取を受けましたが、最終的には審判不開始処分を得ることができました。

 オレオレ詐欺の受け子事案においては、受け子役が、詐欺組織から犯行内容について説明されていないことが多く、詐欺の故意が問題となる事案が散見されます。捜査機関も、詐欺である可能性を認識していたことを自白させるために、執拗な取調べを行いますので、黙秘も含めた取調べへの対応について、弁護士からのアドバイスを受けることは不可欠といえます。特に、少年事件においては、捜査機関による誘導に応じ易い傾向があり、弁護士の役割はより重要になります。本件においては、詐欺の故意だけでなく、共犯者との共謀等も含めて、全面的に被疑事実を争ったのですが、捜査機関の誘導にのることなく、一貫した供述を維持できたことが、家裁不送致処分を得た大きな原因となりました。
 また、
本件において、銃刀法違反保護事件についても審判不開始処分を得られたのは、詐欺の事実について家裁不送致処分となった後も、少年の交友関係や生活態度について、少年の両親と協力しながら、更生環境を整備していたことが、家庭裁判所に評価されたためだと考えられます。

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千葉中央警察署,千葉東警察署,千葉西警察署,千葉南警察署,千葉北警察署,習志野警察署,八千代警察署,船橋警察署,船橋東警察署,鎌ヶ谷警察署,市川警察署,行徳警察署,浦安警察署,松戸警察署,松戸東警察署,野田警察署,柏警察署,流山警察署,我孫子警察署,佐倉警察署,四街道警察署,成田警察署,成田国際空港警察署,印西警察署,香取警察署,銚子警察署,旭警察署,匝瑳警察署,山武警察署,東金警察署,茂原警察署,いすみ警察署,勝浦警察署,市原警察署,木更津警察署,君津警察署,富津警察署,館山警察署,鴨川警察署

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ごあいさつ

二宮英人-代表弁護士

代表弁護士

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少年事件について

メディア掲載実績・
講演実績

2023年10月26日

二宮英人弁護士がABEMATVの番組で,未成年の性犯罪についてコメント・解説をしました。

2023年2月17日

・二宮英人弁護士が「サイゾー」の特集で,道路交通法違反等についてコメント・解説をしました。

2023年1月18日

・有原大介弁護士がTBSの番組で,少年事件についてコメント・解説をしました。

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