少年事件に強い弁護士事務所 弁護士法人 渋谷青山刑事法律事務所(東京都渋谷区)
東京都渋谷区桜丘町16-6 サンライズ桜丘ビル5A
渋谷駅5分の弁護士事務所
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初回相談電話は無料
(7:30~23:00,日祝を除く)
対応地域は,東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県になっております。
相談電話の内容が外部に漏れることはありませんので,安心してお電話いただければと思います。
お子様が逮捕された,
警察から連絡があった,
そんな時はすぐにお電話を!
0120-135-165
こちらでは,令和6年度(令和6年4月から令和7年3月)に当事務所の弁護士が解決した少年事件,お客様の声の一部を紹介しております(お客様の声については,個人情報の関係であえて抽象的な表現に変更させていただいているものもあります)。
少年が駅で盗撮をしたとして警察に検挙された,性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の撮影に係わる電磁的記録の消去等に関する法律違反保護事件。
弁護士(付添人)は,まず被害者に謝罪することを考え,警察に連絡を取りました。しかし,本件は被害者が盗撮されたことに気付かずに行ってしまった事件であったため,警察は結局被害者を特定できず,付添人が謝罪等をすることはできませんでした。付添人は,裁判所に少年が被害者に対して真摯に謝罪等をしようとしていた経緯を少年が作成した謝罪文を添付しながら報告書にまとめて提出しました。また,調査官との面談の前には,少年が反省していることを調査官にきちんと伝えられるように少年を指導しました。また,調査面談後には,裁判所に対して,少年が反省していること,被害者に対して当初から誠実に対応しようとしてきたこと,親子関係も良好であり,両親による携帯の監視など的確な再犯防止策を考え実行していることから,本件ではもはや審判を開く必要はないという,審判不開始を求める意見書を提出しました。
その結果,裁判所は付添人の意見を採用し,本件は審判不開始決定がされ,少年は審判を受けずに済みました。
少年が公共機関で乗り合わせた隣の席の女性の胸を触るなどして,警察に逮捕・勾留された不同意わいせつ被疑事件。なお,少年には,以前にも傷害罪の前歴がありました。
弁護士(弁護人)は,まずすぐに被害者との示談交渉に取り組み,被害者との示談を成立させました。
事件が家庭裁判所に移ってからは,付添人として,少年と何度も鑑別所で面会し,本件のような暴挙に出た原因について具体的に考えさせました。また,少年が問題を起こしたのは,今回で2度目であったので,2度の事件で共通する少年の性格上の欠点や考え方の問題点を分析した上で指摘し,少年を指導をしました。また,弁護士は,調査官や裁判官とも問題意識を共有し,裁判所からも厳しく指導していただきました。さらに,弁護士は,少年の保護者とも面会を重ね,今回再非行をしてしまったのにはどのような親子関係の問題があるのかという点を突き詰め,今後の改善点を明確にしました。
家庭裁判所における審判では,裁判官は,前回の事件があったにもかかわらず再非行をした点は軽視できないとしつつも,少年が真摯に反省し,的確な原因分析をしていること,付添人や裁判所の指導により目に見えるかたちで少年の問題点が改善されていること,親子関係の問題点も改善されていること,被害者も少年を許していることなどを重視して,保護観察処分を言い渡し,少年は少年院送致を免れました。
この度は大変お世話になりました。普通の生活がどれだけ幸せなものなのか実感しました。今回犯してしまったことを心に刻み,日々気をつけながら生活しております。
有原先生に言われたこと,アドバイスだったり自分の欠点など教えてもらい改善するためにはどうしたらよいか,より良い方法を日々考えています。これからは1日1日を大切に過ごしていこうと思いました。
本当にありがとうございました。
この度は弁護活動していただき,本当にありがとうございました。
まずは1番最初に相談,依頼をした当日にすぐに行動にうつしていただき,その迅速な対応に信頼を得ることがすぐにできました。その後も計画的に取り組んでいただき信頼を増し,有原先生には本当に頼ることが出来ました。
今後,弁護依頼をすることが無い事が理想ではありますが,万が一機会がありましたら,再び協力していただき,依頼しようと思いますので,その際はよろしくお願いいたします。
この度はありがとうございました。
有原先生,お手紙が遅くなり申し訳ございません。この度は改めまして大変お世話になりました。今,毎日家族で過ごせる事に幸せを感じ,1日1日を大事に過ごしています。
思い出せば,今回の事件を起こしてしまったあの日,親として何をしていいかわからずネットで見つけた先生の事務所に無我夢中で連絡をしました。あの日から審判が終わるまで,先生は1つ1つ丁寧に対応してくださり,的確なアドバイスやお言葉に何度救っていただいた事か。本当に感謝しかございません。
今は,2度と犯罪を犯さない様,息子本人も猛省,改心し毎日学業に励んでおり,私と主人も真摯に息子に向き合い生活を送っております。
本当にありがとうございました。
少年が女性に対して追随したことにより警察に検挙された軽犯罪法違反保護事件。
警察の事情聴取後に,少年と少年の保護者が事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。弁護士は,少年に対して警察の事情聴取に関するアドバイスを行った上で今後の生活において気を付けるべき点を指導していきました。また,弁護士は,保護者に対しても,どのような点を意識して少年を監督すべきか,アドバイスしました。
その後,事件が警察,検察から家庭裁判所に送致されました。弁護士は,事前に事件記録を確認し,問題点などを把握して,少年及び保護者に対して,家庭裁判所の調査でどのような点を意識して説明すべきかを伝えていきました。そして,その上で,弁護士は家庭裁判所に対して,本件ではもはや審判を開く必要はないという,審判不開始を求める意見書を提出しました。
家庭裁判所は,少年及び保護者の調査を行った上で,付添人の意見を採用しました。本件は,裁判所により審判不開始決定がされ,少年は審判を受けずに済みました。
事件をおこした後、冷静に考えてもなぜこのような事をしてしまったのか、自分でも気持ちの整理ができなかった。しかし,先生から,「その時はこういう気持ちだったのではないか」と考えるためのヒントを出してもらったことで、落ち着いて自分の気持ちを振り返ることができ、自分が悪かった点を反省することができた。
また、二度と同じことをおこしてしまわないように、今後直していくところや気を付けなくてはいけないこともアドバイスしていただき、しっかりと心に留めて生活していこうと思った。警察での事情聴取の時や家庭裁判所での面接のときの注意する点もたくさん教えていただいたので、緊張せず行うことができた。
息子が事件をおこした当初は、驚きとショックでこれからどのように対応すべきかわからない事だらけでした。そんな中、インターネットの検索で二宮先生の事務所のことを知り、心配と不安な気持ちをたくさん抱えて二宮先生にご連絡をしてみました。
結果として、二宮先生に依頼をして本当に良かったと思っています。
まず、二宮先生は息子からじっくりと話を聞いてくださり、その時の息子の気持ちなども様々な観点から考えてくださいました。息子としては,親には話しにくい事も二宮先生になら話すことができ、おかげで自分のやってしまった事をじっくりと反省できたようです。
また、当初は息子のことを頭ごなしに怒ることしかできませんでしたが、二宮先生が親として反省すべき点や今後どのように指導すべきかなどたくさんのご助言をくださったおかげで、親としてどのように今回の事件を対応したらよいか考えをまとめることができました。
疑問点があった時には、すぐにわかりやすく説明をしてくださり納得することができました。
父親が単身赴任中でなかなか東京まで来ることができず、母親が中心となって動く必要がありましたが、二宮先生のおかげで不安を感じずにいることができました。
この度は本当にありがとうございました。
少年がSNS上で被害者に対して被害者を侮辱する文言等を投稿したことにより,警察に検挙された事件。本件は,当初脅迫,名誉毀損,傷害罪保護事件として立件されていました。
警察の事情聴取後に,少年と少年の保護者が事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。弁護士は,少年に対して警察の事情聴取に関するアドバイスを行うとともに,被害者代理人弁護士と示談交渉を行っていきました。被害者側との示談交渉の結果,最終的に無事に示談が成立しました。
また,弁護士が事案を分析した結果,本件は上記の犯罪(脅迫,名誉毀損,傷害罪)が必ずしもすべて成立するわけではないと考えたため,警察に対して,法律構成に関しても少年側の主張を伝えていきました。その結果,本件は事件が検察から家裁に送られるタイミングで,罪名が侮辱罪に変更されました。
家裁送致後,弁護士は,事前に事件記録を確認し,問題点などを把握した上で,少年及び保護者に対して,家庭裁判所の調査でどのような点を意識して説明すべきかを伝えていきました。そして,その上で,弁護士は家庭裁判所に対して,本件ではもはや審判を開く必要はない旨を述べていきました。
家庭裁判所は,少年及び保護者の調査を行った上で,付添人の意見を採用し,本件は,裁判所により審判不開始決定がされ,少年は審判を受けずに済みました。
少年が入学試験において不正行為を行ったことにより,警察に検挙された偽計業務妨害事件。
警察の事情聴取後に,少年と少年の保護者が事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。弁護士は,少年に対して警察の事情聴取に関するアドバイスを行う中で,本件については警察に正直に話をすることが少年にとっても有利になることを伝えました。弁護士のアドバイスを受けて,少年は警察に正直に話をして,捜査に協力した結果,本件で逮捕されることはありませんでした。
家裁送致後,弁護士は,少年の問題点を分析した上で,日々の生活において気を付けるべき点などを指導していきました。また,少年は,自分の精神面との向き合い方や他人との関わり合い方に課題を抱えたいたため,専門の医療機関でカウンセリングを受けるように勧めていきました。そして,これらの状況を弁護士がまとめて,家庭裁判所に対して付添人意見書を提出しました。
審判では,少年が本件を重く受け止めて反省していることが評価され,裁判官は少年に対して保護観察処分を言い渡しました。これにより,少年は少年院に送致されずに済みました。
中学生の触法少年が公園内において小学生の被害児童に対して肛門性交等を行ったことにより,警察に検挙された不同意性交等触法事件。
警察での事情聴取後に,少年と少年の保護者が事務所を訪れ,当事務所の弁護士が触法事件の付添人として付きました。弁護士は,少年に対して警察の事情聴取に関するアドバイスを行うと共に,警察に対して,本件が常習的なものではないことや同種非行の中で悪質性が低いことなどを伝えていきました。その後の警察の事情聴取において,少年が弁護士のアドバイスを受けて,しっかりと受け答えを行った結果,少年は一時保護(身体拘束)されることはなく,事件は警察から児童相談所に通告される形となりました。
児童相談所に通告後,弁護士は,改めて少年の問題点を分析した上で,少年に対して性に関する指導を行ったり,日々の生活において意識すべき点などを伝えていったりしていきました。また,被害児童への謝罪の気持ちを深めるために,少年に謝罪文も作成してもらいました。このような取り組みにより,少年は自分の問題点に気づき,二度と今回のような事件を起こさないという強い決意を持つに至りました。
少年のこのような変化を,児童相談所の職員も感じ取り,児童相談所は本件に関して家庭裁判所への送致を行わない方針を決め,児童相談所における面談で終了させることを決めました。これにより,少年は施設などに収容されることはなくなりました。
少年が校内において同級生の被害者に対して暴行を加えて怪我を負わせたことにより,警察に検挙された傷害事件。
警察の事情聴取後に,少年と少年の保護者が事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。少年は,傷害行為に至る前の経緯から,自分の行った行為への反省が足らない部分があったため,弁護士は,少年に対して,本件における少年の問題点や改善点を説明していきました。そして,それを踏まえた上で,弁護士は,少年に対して警察の事情聴取に関するアドバイスを行っていきました。その結果,警察の事情聴取では,少年が本件を重く捉えて反省していることが警察官にも伝わり,警察官は少年を逮捕するなどの重い処置を取りませんでした。
家裁送致後,弁護士は,家庭裁判所の調査に向けて,改めて少年の問題点を分析した上で,日々の生活において気を付けるべき点や心がけるべき点などを指導していきました。そして,少年が事件後にいい方向で変わった様子などをまとめた書面を弁護士が作成し,家庭裁判所に対して付添人意見書として提出しました。
審判では,少年が本件を重く受け止めて反省していることや本件のような事件を二度と起こさないように,自分なりの対処法を身に着けていることなどが評価され,裁判官は少年に対して不処分(裁判官からの説諭のみ)を言い渡しました。また,本件に関しては,少年が在籍する学校も事件を把握していましたが,退学処分にはなりませんでした。
少年が帰宅途中に被害者2名に対して携帯電話を使用して盗撮行為を行ったことにより,警察に検挙された性的姿態等撮影事件(未遂1件,既遂1件)。
警察の事情聴取後に,少年と少年の保護者が事務所を訪れ,当事務所の弁護士が弁護人に付きました。本件では,被害者が特定できなかったため,弁護士が被害者側と示談交渉することはできませんでしたが,捜査段階から,弁護士が少年に対して取調べに関するアドバイスの他に,本件における少年の問題点や改善点を指導していきました。その結果,少年は,警察の取調べにおいて,少年にとって不利な供述調書を作られるなどの不利益を受けることはありませんでした。
事件が検察庁から家庭裁判所に送られてからは,弁護士は,家庭裁判所の調査に向けて,改めて少年の問題点を分析した上で,日々の生活において気を付けるべき点や心がけるべき点などを指導していきました。少年は,言葉数が少ないタイプであったため,弁護士は,少年に対して,調査や審判では自分のできる範囲で頑張って表現するように指導していきました。調査では,少年がしっかりと調査官に自分の考えを伝え,本件の反省を伝えることができたため,調査官は少年の真摯な反省を評価してくれました。
審判では,少年が本件を重く受け止めて反省していることや本件のような事件を二度と起こさないように,自分なりの対処法を身に着けていることなどが評価され,余罪などあったものの,裁判官は少年に対して,付添人の意見書に沿って,不処分(裁判官からの説諭のみ)を言い渡しました。
少年が被害店舗において万引きをしたことにより警察に検挙された窃盗事件。
弁護士(弁護人)は,被害店舗に対して謝罪や弁償をしたいと伝えましたが,被害店舗からは,万引き時に既に少年の保護者が万引きした物を買い取っていることやその後も弁護人を通じて謝罪を行おうとしていることから十分に反省の意思が伝わったとし,改めての謝罪や弁償等は必要ないと言っていただきました。また,本件では,親子関係や夫婦関係は良好であったものの,両親が特別な事情から別居をしていたため,付添人は,調査面談の前に,調査官に連絡をし,それらの事情を詳細に話し,別居しているが夫婦関係に問題はなく,両親が協力して少年を監視監督する旨を伝えました。さらに,少年が反省していることを調査官にきちんと伝えられるように,調査面談前に少年を指導しました。調査面談後には,少年が反省していること,親子関係も良好なこと,買い取りを済ませ被害店舗も厳罰を求めていないこと,少年の生活状況にも大きな問題がないことから,本件ではもはや審判を開く必要はないという,審判不開始を求める意見書を裁判所に提出しました。
その結果,裁判所は付添人の意見を採用し,本件は審判不開始決定がされ,少年は審判を受けずに済みました。
少年が被害者2名の顔面を殴るなどの暴行を加え,また多量の大麻を営利目的で所持していたとして,警察に逮捕・勾留された暴行,大麻取締法違反被疑事件。本件は,当初別の弁護士が担当していましたが,少年の親の希望で,途中から当事務所の弁護士が弁護人につきました。本件は,暴行に加え,大麻を営利目的で大量に所持しており,少年院送致が想定される非常に厳しい事案でした。
弁護士が暴行について少年から話を聞くと,少年は1名の者に対して胸倉を掴むという軽い暴行を加えたのみで,もう1名は全く別の人が暴行していたということだったので,捜査機関に対して,その状況を詳しく説明させました。この主張は全て認められ,家裁送致時には1名の被害者の胸倉を掴んだという軽い非行事実になりました。
大麻については,薬物に対する認識の甘さや交友関係の問題等,調査官と少年の問題点を都度共有しながら,その一つ一つについて時間をかけて丁寧に指導し,少年に今後それらをどのように改善していくか考えさせました。
審判では,裁判官は,事案の重大さに鑑み,本来本件は少年院送致になっても何らおかしくない事案であると厳しく糾弾しました。一方で,少年が留置場や鑑別所で,自分の様々な問題点を考え,指導を素直に受け入れ,内省を深めている点,少年の両親が懸命に少年をサポートし,社会復帰後の具体的な方策についても考えている点を評価し,少年が社会内で更生することも十分可能であるとし,少年を2年間の保護観察処分に付しました。
この度はありがとうございました。
先生には法律の事以外にも多くの事を学ぶキッカケをいただきました。事件の事のほかにも僕自身、家族とも向き合ってくれて自分を見つめ直し、家族ともより良い関係をきずくことができました。事件の事を通して社会に対しても強い反省と多くの感謝を感じることができました。なにより先生が付いてくださって僕含め家族全員が心強かったです。
本当にお世話になりました。
息子が逮捕されて、先の見通しがわからないまま家族は不安でいっぱいでした。そんな中、有原先生に弁護を依頼させて頂きました。
何度も息子に会いにいって頂いて息子の様子を伝えて頂いて、不安に思っていた今後の見通しに関しても具体的にはっきり伝えて頂き家族、息子がいまやるべき事がわかり、安心し前を向くことが出来ました。息子も先生を大変信頼していて感謝しかありません。
この度は本当にありがとうございました。先生に頂いたチャンスを生かして、親子で頑張っていきます。
この度は息子をはじめ私達家族と向き合って頂きましてありがとうございます。息子の弁護のみならず今後どのように行動したら良いかなどの指導やアドバイスなどもしていただけた事にも感謝致します。
本当にありがとうございました。
少年が被害者の臀部を触ったとして警察に検挙され,家庭裁判所に送致された不同意わいせつ保護事件。
少年の両親が弁護士に相談に来たのは,事件が家裁送致され,調査面談が行われる直前であり,被害者への謝罪等もまだ何も行えていない状況でした。弁護士(付添人)は,まずすぐに調査官に連絡をし,少年の両親が初めてのことで弁護士をつけて被害者対応をするという手段を知らなかったため,現在まで被害者対応ができていないという事情を説明し,付添人が記録を閲覧してすぐに被害者対応をすることを伝え,調査官に理解していただきました。その後,付添人から被害者に手紙を送り謝罪をしましたが,被害者の意向としてはこれ以上かかわりあいを持ちたくないということでした。
弁護士(付添人)は,調査官と綿密に連絡を取り合い,少年の問題点を共有しました。付添人から指導を行うと共に,裁判所にも保健指導等の機会を設けてもらい,少年を指導していただきました。数度の調査面談と保健指導の結果,調査官から,少年が反省していること,保健指導や調査官及び付添人の指導の結果,性格上の欠点も改善されたこと,被害者に対してできる限り誠実に対応したこと,親子関係や生活状況にも問題はないことから,本件は審判不開始が適切であると言っていただき,本件は審判不開始決定がされ,少年は審判を受けずに済みました。
少年がスマートフォンを使用し,2名の被害者になりすまし不正アクセス行為をした不正アクセス禁止法違反被疑事件(①事件)及び別の被害者を盗撮しようとしたが,未遂に終わった性的姿態等撮影未遂罪被疑事件(②事件)で警察に検挙された事案。
弁護士(弁護人)は,①事件の被害者2名と②事件の被害者に連絡を取り,うち2名の被害者と示談をしました。もう1名に関しては連絡は取れたものの,今後関わり合いを持ちたくないと伝えられたので,謝罪のみさせていただきました。また,少年は,①事件が捜査されている最中に②事件を起こしており,少年の性的な問題は深刻であったので,弁護人が性障害治療の専門病院を紹介し,そこで治療を受けさせました。
事件は家庭裁判所に送致され,裁判官及び調査官は少年の性衝動の強さを問題視し,観護措置(少年鑑別所収容)をとることも検討されましたが,弁護士(付添人)が先んじて専門治療を受けさせていたことで,裁判官及び調査官は,民間の病院での治療に専念させるべきだと判断し,観護措置は回避されました。
家庭裁判所の審判では,裁判官は,少年が専門病院での治療プログラムに真摯に取り組み,目に見えるかたちで問題点が改善されていること,被害者2名と示談が成立し,もう1名も厳罰を求めていないことを重視し,今後専門病院での治療を続けることを条件に,少年に対して不処分(裁判官からの説諭のみ)を言い渡し,少年は少年院送致を免れました。
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